セキュリティコンサルタントを目指すのであれば、今一度セキュリティコンサルタントの需要といった現状を把握しておきましょう。
サイバー攻撃の過激化に伴い企業においてもセキュリティの強化は常に課題とされています。そのためセキュリティコンサルタントのニーズは今後ますます高まっていくでしょう。
一方でセキュリティ対策への意識は企業や組織ごとにかなり温度差があるのが現状です。意欲的に取り組もうとしても必要性を理解してもらえず反発を受けたり説得に時間がかかったりといったことも珍しくないためこの点は苦労することもしばしばです。セキュリティに関する知識やスキルだけでなくプレゼン能力なども問われることになるので、コンサルタントとしての能力も求められることになるでしょう。
一方でサイバー攻撃のレベルは今後ますます上がることが懸念されることから、セキュリティの強化というのは常に課題として上がってきます。最新の知識やスキル、ツールに関する情報収集が求められ、常に勉強をし続けなければならないことから、自ら学ぶ意欲を持っていないと一線のセキュリティコンサルタントとして活躍するのは難しいでしょう。人材としても、知識とスキルがあるのはもちろん攻めの姿勢で取り組んでいけるタイプが求められます。
IoTの普及によって今後は一般家庭のセキュリティ対策が課題となっていくと考えられています。セキュリティコンサルタントは企業内のセキュリティ強化のために活躍してくる場面が多かったですが、今後は家庭や個人からの需要が増えてくるので需要はますます増えていくでしょう。