プログラマーからコンサルタントにキャリアアップする人は少なくありません。コンサルタントの中でも、特に近年需要が伸びているのがセキュリティコンサルタントです。セキュリティコンサルタントとは、情報漏洩やサイバー攻撃などの脅威から企業の情報資産を守る役割を果たす職業のことです。詳しい仕事内容はこちらのセキュリティコンサルタント関連サイトをご確認ください。
そんなセキュリティコンサルタントに求められるスキルは、以下の4つです。セキュリティエンジニアを目指すならチェックしておきましょう。
まず1つ目は「情報セキュリティに関する知識や経験」です。これまでの事例に基づいて情報セキュリティを高める具体的な対策や方法を知っているだけでなく、常にアップデートされている最新情報を収集することも非常に大切です。
2つ目は、「ネットワークやアプリケーションに関する知識」です。情報セキュリティを高める上で切っても切り離せないのが、その会社が導入しているネットワークやアプリケーションです。その会社にとって慣れた環境を変えなくてもすむように、幅広い知識に基づいてそれぞれの環境に応じられるようにする必要があります。
3つ目は「仮説を構築する力」で、セキュリティ対策はこれから起こり得ることを正確に想定する必要があります。そのため、セキュリティコンサルタントは現状や課題をしっかりと把握してシステム上の問題となる点をあぶり出す仮説構築力が求められるのです。
4つ目は「知識のない人にもわかりやすいプレゼンをする力」です。情報セキュリティは極めて専門的な分野のため、ここでしか使用しない専門用語がたくさんあります。そのため、クライアントに分かりやすく伝えるためには言葉を補ったり、たとえ話を付け加えたりといった相手の立場に立ったプレゼンスキルが欠かせないのです。